日台ビジネス アライアソスにおけるハブ企業の生成-工作機械メ―カーのケ ーススタデイー

劉仁傑 2013.10

日台ビジネス アライアソスにおけるハブ企業の生成-工作機械メ―カーのケ ーススタデイー

トルコの生産革新と中小機械メーカー

工業経営研究学会『グローバリゼーション研究』Voi.9 No.1 2013年9月刊行

劉仁傑

要旨

トルコはヨーロッパ、アジアと中東の結節点に位置し、重要な経済拠点は西側のイスタンブールとその周辺に集中している。トルコは台湾の工作機械の輸出先として、中国とアメリカに並ぶトップ3の存在であり、台湾にとっては遠くて近い国でもある。本稿は台湾の工作機械企業の生産革新と製品市場を紹介すると共に、トルコでの現地視察の成果を生して製造現場に着目する。リーン生産方式がどの程度まで推進されているか、そして、何故、トルコは台湾の工作機械を選ぶのか、どのように使われているかに関して実状を把握する。これによって解明した情報に基づいて、トルコ企業では次の二点がその競争力を支えていることが明らかになった。第一に、大企業はグローバルに採られる生産革新戦略と立地によって生まれたハブ型製品戦略という両面の戦略を採っていること。第二に、中小企業は質の良いあらゆるレベルの機械を使い分け、使いこなす能力を持っていることである。

Read more

製靴産業におけるアジア分業の研究 ―台湾からタイを経由して中国とベトナムへ―

工業経営研究学会『グローバリゼーション研究』Voi.8 No.1 2012年9月刊行

劉仁傑

要旨

靴産業の生産基地が日本から台湾と韓国、そしてタイ、中国、ベトナムへ移り変わっている。台湾企業は1986年に製靴産業のピークを迎えたが、2008年現在台湾系企業は海外拠点でNike、Adidas、Reebok、Puma、Timberland、Asics、New Balanceなどグローバルのトップブラントの委託加工をの9割を占めている。本稿は、マクロ的な分析を試みたほか、タイを経由して現在中国とベトナムの生産拠点しか持っていないOSI、中国で生き残り戦略として生産革新を行っているN社のケース∙スタディも行った。それによって解明した情報に基づいて、製造産業におけるアジアの分業や規定要因を探り、幾つかの理論的実践的な知見を得ることができた。

キーワード:靴産業、台湾系企業、アジア分業、生産革新

Read more

中国における縫製工場の生産革新 :台湾系企業と日系企業のケース•スタディ

工業経営研究学会『グローバリゼーション研究』Voi.6 No.1 2010年9月刊行

劉仁傑

はじめに

2008年の後半より米国発の経済失速を受け、経済情勢は世界恐慌の再来さえ取り沙汰されている。こうしたきわめて不確実性の高い環境のなか、グローバリゼーションやモノづくり経営をより本質的に見直すべき時期にきているのかもしれない。

過去20年間を振返ると、アジア地域の経済発展は順調に伸び、政治の側面でも相対的に安定し、各国間の経済交流が活発に行われてきた。こうした活気に満ちているアジアの中で、工業化のレベルが異なる日本、台湾、中国とベトナムにおけるモノづくり経営は、今、まさに雁行理論や国際的水平分業という従来の枠組みから脱して、新しい枠組みに変わろうとしており、今後どのように展開していくのか興味深いところである。

Read more

台湾における英文ジャーナル論文中心主義の興隆とその影響 ―「日本留学組」の苦悩―

劉仁傑 2010.07

台湾における英文ジャーナル論文中心主義の興隆とその影響 ―「日本留学組」の苦悩―

 

グローバルなアウトソーシングにおけるインドと台湾の比較 ― TCSとホンハイの事例研究

工業経営研究学会『グローバリゼーション研究』Voi.4 No.1 2008年9月刊行

劉仁傑

 .はじめに

情報技術や物流システムの発達にともなって、「多国籍企業」という名前から「グローバル企業」や「国際企業」に移り変わってきたように、企業の競争もまさにボーダレス·ワールドの時代となっている。各国の比較優位を生かして、グローバルな市場における規模、範囲やスピードの経済を追求するアウトソーシングは、こうしたグローバル化の流れの象徴である。

国を跨るアウトソーシングにはEMSとITESがある。EMS(Electronics Manufacturing Service:電子機器の委託生産)はOEM(Original Equipment Manufacturing:他社ブランド製品の製造)の一種として発展したもので、製造業、たとえば自動車や家電メーカーが外部委託として行っていたOEMと構造的には大差はない。これに対して、ITES(Information Technology enabled Services:情報技術対応サービス)とはIT分野におけるBPO(Business Process Out-sourcing)である。ITES企業は従来から行われていたEMSメーカーとは異なり、ソフト面でのアウトソーシングを行うものだと理解できる。

Read more

台工具機已落後韓、首季工具機出口增 遇韓壓力大

【2014/04/14、15中央社】

機械工業同業公會秘書長王正青指出,歐美亞市場韓國工具機擁有FTA(自由貿易協定)優勢,台灣恐已明顯落後韓國。韓國工具機出口受惠於FTA加持,韓國工具機已首度在美國市場超過台灣。在德國市場部分,韓國出口1.44億美元,年成長13.7%,台灣僅出口1.2億美元,年減9.3%,韓國工具機在德國也已超過台灣。就算是2013年,韓國出口印度減少33.6%,金額為1.36億美元,還是領先台灣出口的8600萬美元。

Read more

《工具機的精實系統知識應用聯盟》受到科技部大幅報導『只要用心 都能做到』

「工具機精實系統知識應用聯盟」前一年度表現績優,受到科技部高度重視於2014年3月11日接受採訪,劉仁傑教授將聯盟的核心關鍵技術做介紹,也帶領聯盟團隊呼口號「批量減半、產出不變,配套供料、產出有效,回歸原點、邁向頂尖」。在聯盟新一年度開始之際,目標引領企業提高生產效率,靈活迅速反應全球市場需求,增加產業的國際競爭力。

2014.04.18

採訪之拍攝過程

以下內容轉載至「科技部工程科技推展中心/績優產學小聯盟專刊」 績優產學小聯盟專刊工程通訊140期

http://www.etop.org.tw/jspui/news.showNewsContent.Action?do=msg-detail&msgNo=1157 Read more

行銷工具機 經部盼增1成出口

【2014/04/09中央社】

工具機是台灣下一個準「兆」元產業,經濟部將自今年起4年內,每年編列新台幣1億元預算,協助業者強化國際行銷能力,目標鎖定13個目標市場,預計提升出口值1成。

Read more

我42工具機廠商赴韓參展 提供媒合機會

【2014/04/09鉅亨網新聞中心(來源:中廣新聞網)】

我外貿協會,今天藉由我大批廠商,參加「南韓國際工具機展」的機會,也同時舉辦「台灣工具機新產品發表會」,藉此在台韓兩國之間建立一個平台,讓南韓產業界有一個媒合的機會。台灣的四十多家工具機廠商,參加在首爾近郊「KINTEX」展覽場舉行的「南韓國際工具機展」,希望藉此國際舞台的展覽活動,介紹給南韓廠商,以爭取更多的商機。

Read more