Archive for 台湾工作機械情報

【2023年04月15日】台灣工作機械情報

  • 未来への扉を開くJIMTOF 2022

日本国際工作機械見本市は、日本工作機械工業会(Japan Machine Tool Builders’ Association, JMTBA)と東京国際展示場が主催している。従来の展示会は2020年コロナ禍の影響で中止となり、オンラインによる展示となっていた。時間や場所などの利便性が高く評価される一方、主催者、出展者、来場者は、展示物を直接見ることができない、サプライヤーと直接対面して価格や製品の詳細を知ることができないなど、オンライン展示会ならではの欠点があることを認識することになった。

台灣工具機械情報4月

【2023年01月15日】台灣工作機械情報

  • 工作機械協会新理事長によるチーム結成

        世代交代が新たな地平を切り開く

台湾工作機械とパーツ工業同業協会(以下工作機械協会)が10月14日会員大会を開催、同時に第6回理事長選挙が行われた。新会長は永進機械工業の総経理である陳伯佳氏、副会長は台湾滝澤科技の戴雲錦氏と東培工業の陳澄氏が務め、今回の理事長、理事、監事は各社の2代目、3代目が中心となるなど、新時代の幕開けとなり、工作機械パーツ業界にさらなる活力を吹き込むことが期待される。

台灣工具機械情報1月

  • 21世紀台米貿易イニシアティブが発足、工作機械産業の米国市場進出を支援

行政院は6月1日の「台米21世紀貿易構想」記者会見で、米国との貿易提携に大きな進展があったことを発表した。工作機械工業同業同協会の許文憲会長は、台湾と米国の友好関係の構築に向けた政府の長年の努力に謝意を表明し次のように述べた。「米国は台湾の工作機械産業にとって重要な貿易市場だ。当協会は長年にわたり、台米の相互貿易促進に関する問題において、台湾および米国当局と交流を深め、このような大きな成果が得られたことを本当に嬉しく思う。」

台灣工具機械情報10月

【2022年07月15日】台灣工作機械情報

  • 2021年度トップ2000における工作機械企業

5月天下雜誌で発表された台湾上位2000社のランキングのなかで、工作機械・パーツメーカーのランキングと関連する情報を表1に示す。

表一 2021年度台灣2000大的工作機械企業ランキング

排名企業名売上高 (億元)成長率(%)利益 (億元)利益率(%)
1上銀科技272.6528.2035.3212.95
2亞德客國際集團254.0032.9664.4225.36
3東台精機96.2623.741.731.80
4台中精機廠80.2015.90N.A.
5程泰機械67.2529.203.645.41
6金豐機器工業54.8227.191.402.55
7永進機械工業54.2653.75N.A.
8協易機械工業37.9643.680.571.50
9亞崴機電36.3117.361.313.61
10全球傳動科技32.8519.892.377.21
11大銀微系統31.8429.852.979.33
12崴立機電30.3016.09N.A.
13台灣瀧澤科技29.4338.561.826.18
14協鴻工業27.2132.80-0.78-2.87
15台灣麗馳科技25.1538.87-0.12-0.48
16油機工業22.92-7.661.667.24
17台灣氣立20.3328.512.3411.51
18百德機械20.23-3.39-1.85-9.14
19高鋒工業19.5821.69-0.36-1.84
20直得科技18.5734.373.0916.64
21福裕事業16.0743.870.342.21
22達佛羅12.742.41N.A.
23榮田精機12.6832.220.645.05
註:天下雜誌748期より。第5位の程泰機械は亞崴機電(第9位)も含む,
単独では第11位。

台灣工作機械產業情報季刊2022年7月

【2022年04月15日】台灣工作機械情報

  • 台湾の年度行事「TIMTOS x TMTS 2022」が新たな奇跡を起こす

世界的なコロナ流行の影響を受ける中、工作機械展「TIMTOS x TMTS 2022」が外国貿易協会、台湾工作機械とパーツ工業公会、台湾機械工業公会によって、デジタルイノベーションという考えをメインに開催された。出展者も意欲的に参加、海外からの来場者は国境を越えてオンラインで参加した。世界的に流行するコロナ禍の中で台湾は流行を防ぐことに成功し、また大規模な展示会開催を成就させるというもう一つの「奇跡」を達成した。

台灣工作機械情報4月

【2022年01月15日】台灣工作機械情報

  • 工作機械工業会より産業白書発表 スマート製造の未来をリードする6つの戦略

台湾工作機械とパーツ工業会が10月6日、台北のWホテルで記者会見を開き「2021年工作機械工業白書」を発表した。「台湾のスマート・マニュファクチャリングが未来をリードする」をテーマに、白書の政策を通して工作機械エコシステムの完備、加速する高付加価値化への発展が期待できそうだ。それらは台湾の製造業の持続的成長ともなり、国内の主要製造業の発展に対する工作機械業界の貢献向上にも役立つだろう。

台灣工作機械情報1月

【2021年10月15日】台灣工作機械情報

  • スマート機械2.0 デジタル化、クラウド応用、世界とのつながり

システムのスマート化、企業のデジタル化が加速

近年工業局は産業全体のデジタル化を推進するために、スマートセットトップボックス(SMB)を推進、「製造業向けのスマートアプリケーションアップグレード支援プログラム(SMU)」を実施、実りある成果を上げている。

台灣工作機械情報10月

【2021年07月15日】台灣工作機械情報

  • 国家チーム再び結成、領域を超えて軍を成す 「スマート製造SaaSクラウドサービス連盟」推進 

工作機械とパーツ工業同業工業会(以下工作機械工業会)が3月30日台北国際会議センターで「スマート製造SaaSクラウドサービス連盟」立ち上げ記者会見を開き、産業、政府、研究における工作機械工業会の豊富な強みをアピールした。

台灣工作機械情報7月

【2021年04月15日】台灣工作機械情報

  • 初のグローバルオンラインデジタル工作機械展 TMTS Virtual閲覧数7万超え、国外訪問客は50%を上回る

台湾国際工作機械デジタル展示会(TMTS Virtual)で国内外メーカーから122の申し込みがあり、100ステージを超えるデジタルバーチャルショールームがサイト上で公開された。2020年11月10日からこれまで閲覧回数はすでに7万回を超えており使用者は計46,418名、本国との海外利用者比率は半々ほどになった。海外利用者の統計は上からインド、トルコ、米国、パキスタン、ブラジルからだった。

台灣工作機械情報4月

【2021年01月15日】台灣工作機械情報

  • 台湾工作機械産業におけるエコシステムの発展

2000年までには、台湾中部地域に根付いた地域内の主体間の相互協働ネットワークによって、低・中価格の製品分野で大きな成長を成し遂げてきた。、最近、日本等海外企業との提携を強化し、特に中国市場の顧客へのソリューション提案を通じて、本格的顧客価値創造へ目を向けるようになった。1990年までは最終組立企業を中心とする中心企業、そして原材料・部品などを供給する協力部品企業間で水平的分業システムが形成された。そのシステムの下で、実際のモノの流れを見れば協力企業間を移動しながら加工され、最終的に組立ラインに納入され、組立される。その際、部品の設計は完成メーカーが担当し、その情報は順次協力企業に送られ、加工が行われる仕組みである。

台灣工作機械情報1月