Archive for 日本での研究活動

【2023年07月15日】台灣工作機械情報

SMB一万台ネットワークが成功、18の異業種団体が集って参加

スマートマシンは政府が推進する重要産業であると同時に、台湾の次世代産業成長の中核をなす。国内製造業が徐々にデジタルのアップグレードと変革を実現するべく古い生産モデルを打破し、産業の競争力を維持できるようにするためである。経済部産業開発局、PMC、63社のシステムインテグレーター、多くの業界団体の共同努力により、スマート・マシン・ボックス(SMB)の普及促進は、中小企業がデジタル変革への第一歩を踏み出す一助となった。2018年以来、17業種399社のメーカーがこのプロジェクトに参加し、合計10,466台の機器が接続、10,000台接続のマイルストーンに到達した。同時に、我が国のスマート製造業は新たな段階へと進んでいる。

台灣工具機械情報7月

【2023年04月15日】台灣工作機械情報

  • 未来への扉を開くJIMTOF 2022

日本国際工作機械見本市は、日本工作機械工業会(Japan Machine Tool Builders’ Association, JMTBA)と東京国際展示場が主催している。従来の展示会は2020年コロナ禍の影響で中止となり、オンラインによる展示となっていた。時間や場所などの利便性が高く評価される一方、主催者、出展者、来場者は、展示物を直接見ることができない、サプライヤーと直接対面して価格や製品の詳細を知ることができないなど、オンライン展示会ならではの欠点があることを認識することになった。

台灣工具機械情報4月

【2023年01月15日】台灣工作機械情報

  • 工作機械協会新理事長によるチーム結成

        世代交代が新たな地平を切り開く

台湾工作機械とパーツ工業同業協会(以下工作機械協会)が10月14日会員大会を開催、同時に第6回理事長選挙が行われた。新会長は永進機械工業の総経理である陳伯佳氏、副会長は台湾滝澤科技の戴雲錦氏と東培工業の陳澄氏が務め、今回の理事長、理事、監事は各社の2代目、3代目が中心となるなど、新時代の幕開けとなり、工作機械パーツ業界にさらなる活力を吹き込むことが期待される。

台灣工具機械情報1月

  • 21世紀台米貿易イニシアティブが発足、工作機械産業の米国市場進出を支援

行政院は6月1日の「台米21世紀貿易構想」記者会見で、米国との貿易提携に大きな進展があったことを発表した。工作機械工業同業同協会の許文憲会長は、台湾と米国の友好関係の構築に向けた政府の長年の努力に謝意を表明し次のように述べた。「米国は台湾の工作機械産業にとって重要な貿易市場だ。当協会は長年にわたり、台米の相互貿易促進に関する問題において、台湾および米国当局と交流を深め、このような大きな成果が得られたことを本当に嬉しく思う。」

台灣工具機械情報10月

【2022年07月15日】台灣工作機械情報

  • 2021年度トップ2000における工作機械企業

5月天下雜誌で発表された台湾上位2000社のランキングのなかで、工作機械・パーツメーカーのランキングと関連する情報を表1に示す。

表一 2021年度台灣2000大的工作機械企業ランキング

排名企業名売上高 (億元)成長率(%)利益 (億元)利益率(%)
1上銀科技272.6528.2035.3212.95
2亞德客國際集團254.0032.9664.4225.36
3東台精機96.2623.741.731.80
4台中精機廠80.2015.90N.A.
5程泰機械67.2529.203.645.41
6金豐機器工業54.8227.191.402.55
7永進機械工業54.2653.75N.A.
8協易機械工業37.9643.680.571.50
9亞崴機電36.3117.361.313.61
10全球傳動科技32.8519.892.377.21
11大銀微系統31.8429.852.979.33
12崴立機電30.3016.09N.A.
13台灣瀧澤科技29.4338.561.826.18
14協鴻工業27.2132.80-0.78-2.87
15台灣麗馳科技25.1538.87-0.12-0.48
16油機工業22.92-7.661.667.24
17台灣氣立20.3328.512.3411.51
18百德機械20.23-3.39-1.85-9.14
19高鋒工業19.5821.69-0.36-1.84
20直得科技18.5734.373.0916.64
21福裕事業16.0743.870.342.21
22達佛羅12.742.41N.A.
23榮田精機12.6832.220.645.05
註:天下雜誌748期より。第5位の程泰機械は亞崴機電(第9位)も含む,
単独では第11位。

台灣工作機械產業情報季刊2022年7月

【2022年04月15日】台灣工作機械情報

  • 台湾の年度行事「TIMTOS x TMTS 2022」が新たな奇跡を起こす

世界的なコロナ流行の影響を受ける中、工作機械展「TIMTOS x TMTS 2022」が外国貿易協会、台湾工作機械とパーツ工業公会、台湾機械工業公会によって、デジタルイノベーションという考えをメインに開催された。出展者も意欲的に参加、海外からの来場者は国境を越えてオンラインで参加した。世界的に流行するコロナ禍の中で台湾は流行を防ぐことに成功し、また大規模な展示会開催を成就させるというもう一つの「奇跡」を達成した。

台灣工作機械情報4月

【2021年9月 】台湾工作機械産業におけるエコシステムの発展(工業経営研究)

Since 2000, we can find 1) the development of modularization, 2) the introduction of information platforms within factories, and 3) the trend of the next generation of the tool machine industry in the international market, especially in the China market, which is oriented to customer value.

Based on the above development new trend of Taiwan machine tool industry, this study examines the main factors for the high flexibility and efficiency of Taiwan machine tool industry based on the development and evolution of Taiwan machine tool ecosvstem.

Therefore, we will conduct a basic discussion on theories related to industrial network theory and ecosystem theory, and through the results of the author’s long-term participation in field research, we will conduct an in depth analysis on the formation of the machine tool ecosystem and how to create customer value.


Based on the above, the tooling ecosystem in Taiwan can be summarized as follows: Firstly, the emergence of complementors with professional module manufacturers maintains the existing horizontal division of labor chain. The next step is the emergence of companies that offer platform, and professional component manufacturers based on ICT, which are moving toward the realization of customer value creation.


Key words:Taiwan machine tool industry, industrial network, ecosystem, complementor, platorm

台湾工作機械産業におけるエコシステムの発展(工業経営研究)

【2022年01月15日】台灣工作機械情報

  • 工作機械工業会より産業白書発表 スマート製造の未来をリードする6つの戦略

台湾工作機械とパーツ工業会が10月6日、台北のWホテルで記者会見を開き「2021年工作機械工業白書」を発表した。「台湾のスマート・マニュファクチャリングが未来をリードする」をテーマに、白書の政策を通して工作機械エコシステムの完備、加速する高付加価値化への発展が期待できそうだ。それらは台湾の製造業の持続的成長ともなり、国内の主要製造業の発展に対する工作機械業界の貢献向上にも役立つだろう。

台灣工作機械情報1月

【2021年10月15日】台灣工作機械情報

  • スマート機械2.0 デジタル化、クラウド応用、世界とのつながり

システムのスマート化、企業のデジタル化が加速

近年工業局は産業全体のデジタル化を推進するために、スマートセットトップボックス(SMB)を推進、「製造業向けのスマートアプリケーションアップグレード支援プログラム(SMU)」を実施、実りある成果を上げている。

台灣工作機械情報10月

【2021年07月15日】台灣工作機械情報

  • 国家チーム再び結成、領域を超えて軍を成す 「スマート製造SaaSクラウドサービス連盟」推進 

工作機械とパーツ工業同業工業会(以下工作機械工業会)が3月30日台北国際会議センターで「スマート製造SaaSクラウドサービス連盟」立ち上げ記者会見を開き、産業、政府、研究における工作機械工業会の豊富な強みをアピールした。

台灣工作機械情報7月